ポルシェ718ケイマン、納車までの流れ

私のブログへ来てくれる人の検索ワードで『718ケイマン 納車』が意外と多かったので私が718ケイマンを注文してから納車に至るまでの流れを書いてみようかと思います。

2016年8月2週目 注文
まずはオプションをザックリ決めて注文の手続きを行います。なぜザックリかと言えば生産月が確定する前まではオプションの変更は可能だからです。ただし、いつ生産月が確定するかの日程は事前にわかってるわけではないので早めに確定したいところです。そうでないとオプションをまだ考えてる途中なのに生産月が確定したなんてことになったら変更不可能になってしまいます。私の場合、事前にオプションを検討してからポルシェセンターへ出向いたのでササっと見積書が出来るかなと思っていましたが、やはりあれだけオプションが多いと悩むところがありました。見積書の作成はポルシェのサイトにもあるカーコンフィグレーターを使用して担当の営業さんと共に作成していきます。見積書が完成したら納車までの流れの説明を受けます。『予約金の入金⇒本国へ発注⇒生産月の確定⇒生産完了後、船で輸入⇒入港後の整備⇒納車整備⇒納車』という感じです。早ければ10月生産、年末納車が間に合うかも、との事でした。

2016年8月2週目 予約金の入金
見積書作成後数日以内に予約金の入金をおこないました。総額の1割程度の80万円で良いとのことだったのですぐ振り込みました。この額はポルシェセンターの母体ごとにルールが異なるようです。718ケイマンを他で購入した方で最初に200万振り込む必要があった、なんて話も聞きます。ちなみにこの予約金はこれ以降、キャンセルしても戻ってきません。いろんな意味でギリギリの人は注意しましょう。

2016年8月3週目 生産月の確定
10月生産に入れた事の連絡を受けました。もうこの時点でオプションの変更は出来ないので後はひたすら待つだけです。ちなみに注文から1週間かからずに生産月が確定しましたがこんなタイミングが良い話はまず無いです。ほとんどの場合この生産月確定までは非常にイライラする長い期間になります。いつごろ確定するかはポルシェセンターでもハッキリした事はわからず、半年待たされるなんてことは良くある話ですし、最悪 生産枠が取れないままそのモデルの生産が終了しちゃうなんて話も聞きます。

2016年10月5週目 生産完了
予定通り生産が完了し船で向かっていると連絡を受けました。予定通り10月に生産と言っても5週目だったのでもう年末納車は無理だと悟りました。まあ、急いでるわけではないですが、早く手にしたところです。

2016年12月2週目 下取り車の査定と登録書類の提出
私の場合、718ケイマンの前に乗っていた車をポルシェセンターで下取ってもらったので査定をおこなってもらいました。注文時に査定しても実際に乗り替える時には査定額が変わってしまうので査定は注文時ではなく、納車より少し前で査定額を確定出来るこのタイミングとなりました。ちなみに注文前にも査定してもらいましたがその時より10万円ほど下がっていました。まあそりゃそうですよね。

また、ナンバー登録をする為の書類の説明を受けました。
車庫証明とか印鑑証明とか、車を買う上で必要ないつものやつで、ポルシェセンターへ郵送する為にもらった封筒に必要書類をそろえて送ります。

2017年1月1週目 入港の連絡
既に日本に入っていて豊橋で整備を受けてからディーラーに入ると連絡を受けました。
「豊橋」というのは「フォルクスワーゲングループジャパン」の「豊橋インポートセンター」の事だと思います。ここではVW、アウディ、ポルシェ、ベントレー、ランボルギーニの陸揚げ、車両出荷前の最終チェック、保管、出荷などをおこなっているそうです。
718の輸入間も無い頃はスポーツエグゾースト装着車はここでしばらく足止めされてたそうです。ちゃんとチェックしてるんですね。

2017年1月2週目 代金の振込
最初に払った予約金と下取りの額を引いた代金の残額を振り込みました。
ポルシェパワーローンなどの場合の手続きの流れは知らないです。

2017年1月4週目 ディーラーに車両到着
ディーラーに車両が到着しました。
まだナンバー登録は出来てない状態ですが、とりあえず見に行ってきました。

2017年1月5週目 納車
ようやく納車されました。
注文時は「早ければ年末納車」と伺っていましたのでそれよりは1カ月遅かったわけですが、まあ1ヶ月遅れなんてもはや誤差の範囲内ですね。

と、こんな感じです。
まずは生産月が確定しないと納車なんていつになるかわからんと言う感じです。
ちなみに今年に入ってから718ケイマンの日本向けの生産枠は確保出来てないようなので半年以上も生産月が決まらないままの人が居らっしゃるということになってしまいますね。