718ケイマンのオプションとグレードを再考

718ケイマンのオプションとグレードの再考

718ケイマンを点検の為の入庫をした為、代車として718ケイマンSの白が我が家にやって来ました。

1週間このSに乗る事になり、オプションとグレードが異なるのでその辺のインプレッションをしてみたいと思います。Sは今までにも何度も試乗しましたが、やはり普段使ってる環境下とまったく同じ場所で使用するのとは違いますよね。

代車の状態
718ケイマンSの2018年モデル、右ハンドル、ホワイト、走行距離1800キロ。オプションはPDK、スポーツクロノパッケージ、電動格納ドアミラー、シートヒーター、パークアシスト前後+バックカメラ、フロアマットでオプション合計価格142万3千円、合計991万3千円。

おっと、計算したら1000万円切ってました。
Sでこの価格だと安く感じますね。
スポーツクロノが無ければ素に近い。

オプション考察
このオプション装備で私がどうしても足りないと感じたのはオートエアコンです。


上マニュアルエアコン、下オートエアコン

スイッチ1つで冷房も暖房もコントロール出来ます。オートエアコンなので当たり前なんですが。このスイッチがとても操作しやすく、走行中でもまったく見ずにブラインドタッチで操作できます。今までいろんな車に乗って来ましたがこんなに操作しやすいエアコンのスイッチは初めてです。オートなのでそもそもスイッチをいじる事などそう滅多に無いと指摘を受けそうですけどね。

そしてマニュアルエアコンの場合は、左側で風の温度、右側で風の強さを指定しなければならないのです。真冬や真夏なら左側はいじらずに右側の風量のコントロールだけでイケルかもしれないですが、春や秋だと寒い日で晴れてると、最初は暖房で時間が経つにつれ直射日光で暖まり、冷房かせめて送風にしたい時なんかは左側で温度を調整しながら右側で風量をコントロール。とてもめんどくさいです。

PASM

ちょっとわかりずらい写真ですが、コンソールのボタンの数が違います。
そのボタンでダンパーの減衰力の設定を変更、そして走行状態に合わせて勝手に無段階で減衰力を調整してくれます。「固い」「柔らかい」の変更だけと思ってる方も多いようですが、走行状態に合わせて無段階で調整してくれます。私の車両には付いていて、代車には付いてないのですが、そもそもSとベースグレードの差があり、ホイールもタイヤも違うのでそのまま「あり」「なし」の比較は出来ないのですが、とりあえずSのPASM無しは十分でした。まったく何も問題ないです。ちょうど良い。要らなかったかも。ただ、「あり」「なし」だけの違いで両方を乗り比べられるようなポルシェセンターは無いですもんね。想像だけで高価なオプションを考えなくてはならないポルシェ、難しいです。

ダイナミックコーナリングライト

私の車両は「あり」、代車は「なし」です。
もはやこのオプションはハンドルの切れ角によってヘッドライトが連動するって事よりも見た目の違いにより付けました。



コーナリングライトを付けるとライト部分がブラックアウトされ、デイライト点灯時には4つの光が点くようになります。ノーマルは上の写真のようにヘッドライト内側が光ます。


写真はデイライト点灯時ではなく、カミングホームライト点灯時なので下のポジションライトも点灯してます。デイライトはヘッドライト内の4つの点で光る箇所のみです。

ハンドル操作によって光軸が動く機能に関しては別に要らないと思う・・・

私は黄色に黒ってところと、4つの光が気に入って変えただけなので。

ホイール
代車はボクスターSホイールを履いてました。


私のほうはオプションでケイマンSホイールにしてます。

私はケイマンSホイールのほうが好きです。
磨きやすくて綺麗に保てるし。

シートヒーター
シートヒーター、私のは無し、代車はありです。
やっぱり私には要らないかな~。

シートヒーターは絶対必要という人も少なくはないのは知ってはいますが、まあ人それぞれですね。

パークアシスト前後+バックカメラ
不要です。

バックカメラの映像はとても見にくいです。
まあ、慣れなんでしょうけどね。

そして前後のセンサーによるパークアシスト、警告音がうるさいです。
ただし、2018年モデルからの変更点により、バックカメラを付けたい人は純正で付けるしかないかも・・・

2018年モデルではいろいろ変更点があるので次回詳細をまとめてアップします。

グレード考察
グレードに関してはそりゃSのほうが良いですよ。
間違いなく。

低回転のトルクがまったく違う。
ブレーキから足を離した瞬間から違う。
クリープ(PDKなので疑似クリープ?)で車両を動かすチカラが全然違います。
なのでPDKの苦手とする極低速でのギクシャク感がとても少なく感じます。
(これは2017年モデルと2018年モデルとの違いではなく、ベースとSの違いと思いたい。)

サーキットを走るわけじゃないからベースでいいか、とかではなく、Sだと街乗りでこそ、楽ちんに走れる恩恵を受けれます。

音はひと回り太い感じ、足周りはPASMのありなしの違いがあるので比較出来ず。

次回予告
次回は
・718ケイマンSの燃費
・2018年モデルの変更点
・718ケイマン、入庫した理由
の3本立てでお送りします。